Gの衝撃 -ゴジラ・プレミアム・コレクションズ-
東宝 2001年



映画『ゴジラ』(1954年公開)の封切日である11月3日を記念して、2001年に限定1000セット販売されたもの。
念入りなことに、配達日もちゃんと11月3日に指定された上で届きました。
セット内容はCD、G-SHOCK、ソフビの3点で、いずれも初代ゴジラに関連づけられたアイテム。
解説書も付属し、未公開写真や関係者インタビューなどが掲載されています。



GODZILLA SOUND MEMORIAL



1954年夏にニッポン放送でオンエアされたラジオドラマ版『ゴジラ』の最終回が収録されたCD。
放送された全11回のうち、マスターテープが現存するのはこの最終回分だけだとのこと。なんともレアな音源です。
映画の前宣伝として早い時期に製作されたため、音楽やゴジラの鳴き声はお馴染みのものとは違っています。
「平和への祈り」に映画とは全く別の曲が付けられているのが面白いところ。

トラック2には、1984年版『ゴジラ』の公開前に行われた故・田中友幸プロデューサーのインタビューを収録。
あまり音質が良いとは言えず、ちょっと聴きづらいですが、こちらもやはり貴重な資料。



G-SHOCKG-MODEL

 

カシオの腕時計『G-SHOCK』のゴジラ・モデル。「DW-6600」という基本モデルがベースになっているそうな。
文字盤の下部に「GODZILLA」の文字、裏の金属板に「ゴジラ」のロゴがあしらわれており、プレミアム感を醸し出しています。
Gショックって昔はものすごく流行ってましたが、最近はほとんど見掛けないような気が。今も集めてる人は居るんだろうか。


 

バンド部分には「GODZILLA」、「King of the Monsters」の文字が。




大きな「G」ボタンを押すと文字盤が青く発光し、初代ゴジラの赤いシルエットが浮かび上がります。



オリジナル・ソフビゴジラ粘土原型バージョン

 

初代ゴジラのスーツが造られる前に製作された粘土原型が、M1号の手によってソフビフィギュア化。
体表パターンは鱗状や丸いツブ状のものも検討されたが、最終的にはこのワニ肌に落ち着いた…というのは有名な話ですね。
マルサンブルマアクタイプという事でレトロソフビ体型にアレンジされていますが、粘土原型も元々こんな感じなのであまり違和感なし。


 

劇中のスーツとはまた趣を異にする、怪物じみた頭部が魅力的。
正面からは、初期デザイン画にあったキノコ雲のイメージも見て取れます。

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